2013年4月29日月曜日

三倍速

家からボートの駅までバイクタクシーに普通の値段で乗れるようになってしばらく、
というか交渉制だったことを思い出す。
でもいまだに距離と値段の相場がイマイチつかめない。

ボートの駅から学校までは普段はバス。
でもバス停が始発駅で、客席がそこそこ埋まるまで出発しないので、
大した距離じゃないのに時間がかかる。時刻表もたぶんない。
そこでバイクタクシーに挑戦したら
バスより3倍早いけど3倍高くて3倍怖かった。
 

今日は帰りのバスがいつもなら遅くても20分くらいで来るのに一時間待った。
渋滞の国なのである程度は我慢してきたけど
今日はさすがに待ち疲れてしまった。

2013年4月27日土曜日

アイスクリーム

Jarの友だちのアイスクリーム屋さんへ。
日本人がたくさんいるエリア、スクンビットへ。
アイスクリーム屋さんがあるビルも丸亀うどんや居酒屋、
バルなど日本人が好きそうな店でかためられていた。
ここで見る丸亀うどん、なんてハイソ。

アイスクリーム好きなのでタイにはいっぱいアイスクリーム屋さんがあってうれしい。
ジェラート、シャーベット、アイスクリーム、種類もたくさん。
日本ではサーティワンかハーゲンダッツが主流だけど、
タイはプラス3ブランドくらいよく見かける。
個人でやっている店も多くて、かわいい店も多い。
日本で個人のかき氷屋さんは見るけどアイスクリームメインの店ってあんまり見ない気がする。イタリア風にショーウィンドウのジェラートの上にたっぷりフルーツをのせたりしている。日本にもあるけど、そういう店ってめちゃ高い。
やっぱり日本で果物使うと高くつくんかな。

アイス食べ放題のプロモーションがあって目当てに来たけど、
それは平日だけだったので普通にオーダー。
それでもJarの友だちがサービスしてくれて、たっぷり食べた。
フルーツのシャーベットが美味しくて、特にパイナップルはたまらなくおいしかった。


おまけ。
同じフロアにあった募金のプロモーションの為のぬいぐるみ。
倒れている木を担架で運ぶクマ。
その前に募金箱が置いてあるだけで他の説明が何もない。
木にSeeと書かれてあって、環境保護っぽい雰囲気だけは伝わってくる。








2013年4月25日木曜日

延長

観光ビザの延長をする為に入国管理局へ。
とりあえず30日延長してもらって、来月中に語学学校で留学ビザに切り替える予定。

バンコクの郊外、ドンムアン空港の近くまで行くのでちょっと遠い。
朝、Tシャツを着たら公的な場所に行くんだから、
ちゃんとした服を着なさいとDBに言われ、しぶしぶ着替える。(でもポロシャツ)

入口で空港並に荷物チェックされて入る。
すごく広い。
サッカーができるぐらい広いけどこんなに広い必要はないとDBがぼやいていた。
フードコート、市場、カフェ、銀行となんでも揃っている。
市役所みたいなところをイメージしていたからびっくり。

ちょうど管理官がお昼休憩の時間になった頃に着いたので追い出されてしまう。
自分もお昼にすることに。コンビニで軽食を買う。
ピクニックと言ってDBが公的なベンチにカップラーメンとサンドイッチ広げて食べはじめる。

5分前くらいにバーゲン待ちのおばちゃんみたいにドアの前で待つ。
自分も含めて外国人の行列。
ドアが開いて素早くカウンターまで書類を持っていき、番号札をもらう。
二番目で早く受付してもらえた。
タイの入国管理局で書類が揃っているのに賄賂欲しさに許可してもらえない、
とかいう悪い噂も聞いたりしていたので構えてたけど、無事延長してもらえて良かった。


2013年4月24日水曜日

ハッピーバースデー②

DBママの誕生日当日。
みんなで飲茶を食べにいく。
円卓の中心がぐるぐるまわるテーブル。
いろんな種類の飲茶があるし、一つ一つが大きい。
エビぷりぷり。美味しい。
店内に料理の鉄人みたいな雰囲気でお店のシェフの写真が額縁に入れて飾られている。
そしてかなり大きめ。いやらしく感じるくらいのアピール。

ごはんの後はDB三姉妹とショッピング。
ターミナル21という、空港をテーマにしたショッピングモール。
フロアごとに国のテーマがあり、装飾されている。トイレまで凝っている。

イギリスの地下鉄風トイレ。
日本のフロアもあったけど招き猫と相撲取りと舞妓の人形があるのと和柄の壁でごちゃごちゃしていた。

三姉妹がそれぞれ服のタイプが違うから興味のある店もバラバラ。
でもお互いに似合ってる、似合ってないと言い合って仲良く買い物。
こうしてレストランで外食して、ショッピングモールやデパートに行くと
日本と同じくらいの経済の豊かさを実感。そして日本と同じくらいお金を使う。
でもすぐそこでは100円くらいでラーメンが食べられるし、300円で服も買える。
この価格の差が混在してるのが、街の風景と比例してる気がする。
高層ビルと屋台や露店が入りまじっている感じ。
昭和と平成がごっちゃになってるイメージ。






2013年4月23日火曜日

ハッピーバースデー①

21日はDBママの誕生日。
DBママが家族の言うことは絶対。父よりも威厳がある。そしてみんなから愛されてる。
そんな母の誕生日やからどんなことをするのかと思っていたら、やっぱりタンブン。
誕生日に盛大なタンブンをすることが何よりも大事。
誕生日の2日前からお坊さんのお昼ごはんをごちそうしたいけど
何がいいかしらと話していた。
一人のお坊さんを美味しいお店に連れて行くのかなと想像していたら全然違った。

誕生日の前日の朝、ワンラン市場に行く。
20人前のカオニャオ(もち米)とムーワーン(豚の甘辛炒め)とスリン(デザート)を買う。
人の間をすり抜けていくママ、早過ぎて追いつけず。
次の日66歳になる人とは思えない。
そして家の近くのお寺に持っていく。が、お坊さんが一人もいない。
ママが探しにいく。
しばらくすると早く早く!と呼ぶので、行ってみたらすでに昼食が始まっていた。
まだ11時だけどお坊さんは12時以降はごはんを食べてはいけない。
そしてびっくりしたのがお坊さんの食事が思っていたよりも豪華。
5,6人で円卓を囲んでいるのが2セットあって11人のお坊さんが食事をしている。
今日がたまたまタンブンが多かったのか、絶対食べきれない量の食事が並んでいる。
鶏肉、豚肉 、魚、野菜とフルコース。
それでもさらにカオニャオとムーワーンをねじ込み、
器に具とココナッツミルクと氷をいれてデザートのタイミングまで待つ。
他の家族もフルーツやデザートを持ってきて、
まるで競争のように先に先にとお坊さんへ渡し合い。
お坊さんの食事が終わって説法とお経を唱えてもらって無事終了。
たった二時間のスピーディな出来事だったけど疲れた。
お腹が減って配りきれず余ったごはんを食べてDB、ママと3人で昼寝。


2013年4月21日日曜日

トレインマーケット

チャットチャック近くでやっているナイトマーケットへ行く。
もともと電車の駅と施設だったところを利用している。
普通の市場でもわくわくするのに、夜だとさらにわくわくする。

外側は食べ物の屋台と露店。BARもある。
ガラクタとアンティークの露店がいり混じっていて、京都の弘法市を思い出す。
アンティークのドアノブや鍵に惹かれる。欧米のものもあるけど日本で買うより安い。
タイの古い看板もあったけど、大きいので次の機会に。
靴下一足10B(30円)。思わず購入。

建物の中はおしゃれな店が並んでいて、usedの店が多い。古着屋や古道具屋が中心。
アーティストのハンドメイドのお店も。若いオーナーが多い気がする。
質が良くて安いものが多くて、いっぱい買ってしまった。
週末にオープンしているらしいけど、金曜日のせいか閉まっているお店も多かった。
また来よう。


途中でDBの親友Gineと会う。
Gineは5年間サンフランシスコで写真の勉強をして今はカメラマン。
彼女は元スチュワーデスでかわいい。文章で書くと完璧すぎておもしろい。


2013年4月20日土曜日

マッサージと理髪店

DBママが毎週金曜日に家でマッサージをしてもらっていて、私もまぜてもらう。
アロマオイルを塗られ、気持ちいいと思ってたら結構キツめの指圧でもだえる。
細身のおばちゃんなのにすごく力強い。
腰が一番ひどいと思ってたけど、肩のコリを押されて激痛がはしる。
タイ式マッサージはマッサージする人とされる側が一緒にストレッチするような感じのところがある。プロレスの技みたいなのをかけられたりする。
そのことを忘れていて、上半身をぐりん、と回されたときはびっくりした。
腰がぼきぼきぼきっと鳴った。
汗もかいて運動したあとのようなスッキリ感!
体と心の悪いもの全部排出されそうな感じ。
一時間200バーツ。600円。
日本で家に来てもらってマッサージしてもらったら何千円するんやろう。

その後DBが髪の毛を切りに行くのについていく。
近所のおじさんが行くような理髪店。
日本とちょっと似ていて昭和の雰囲気。物が多くて散らかっている。
60歳は過ぎてる店主。マスクと白衣でちょっと怖い。
おばあさんも一人いて優しく話かけてくれた。
先にひげそりに来ていた人を少し待ってDBの順番がまわってきた。
バリカンで剃り込みをいれる。
少ししたら別のお客さんが入ってきて、次にたぶん理髪店の息子が帰ってきたが、
仕事をせず、テレビを見ている。
また別のお客さんが入ってきて息子がカットをし始める。
たぶん先に待ってたお客さんは店主のお客さんなんやろうなあと思ってたら、
店主が焦ってしまってDBの髪型が中途半端な感じで終わってしまった。
たまたま今日はお客さんが多いらしく、店主もすまなさそうだった。
60バーツ。約180円。
安いけど日によって仕上がりがまちまち。

2013年4月18日木曜日

日本ごはん屋

近所の子どもが車を見つけては水鉄砲やバケツを使って水をかけたり、
若い人達が集まって爆音で音楽をかけながら(しかも2曲同時に)水をかけあったりするソンクラーンも終わって、学校も始まった。
同じ学校の人がシーロムあたりでは放水車が来たりして物凄かったらしい。
水をかけられまくるのは、プール帰りの疲労感と同じと話していた。
派手なのは見逃してしまって残念。

ここ最近いろんな日本料理屋さんを体験。
DBの家族がちょっと特別な外食をする時、日本料理屋さんへ行くことが結構多い。
本当に和食だけじゃなくても、日本のラーメン屋、吉野家、焼肉、などよく見かけるので人気なんやなあと思う。

店では微妙にこれ日本?と思うのがあって面白い。
どこの店もタイ人の店員さんが「いらっしゃいませー」とちゃんと言うけど、
音程が低かったり、漬け物がだいたいキムチ。
たくあんやしば漬けよりも口に合っているのか。
「Fuji」という店で日本の写真が飾っていて、富士山や舞妓、刺身はわかるんやけど、
カプセルホテルの写真があった。
ああ、これ日本独特のもんなんやと勉強。
あと、力士がパチンコしてる写真。
別々ならわかるけど、このセットになってる風景はあんまり見ない。


2013年4月16日火曜日

アユタヤツアー

今日はDBの家族とアユタヤへ。
アユタヤの前にワット・アルンへ。
Jaaが慕っているお坊さんへタンブンをしに行く。
毎週火曜日の朝に行っているらしい。
今日は新年の挨拶もかねているのかな。
お坊さんも普通のお坊さんよりも位が高いらしい。
すごく威厳がある。
ナムホムをお坊さんの手にかけ、
お坊さんの手から頭にかけてもらう。
聖水。すごくありがたい気持ちになる。

アユタヤでは4つのお寺をはしご。
「ワットバーンノムコー」というお寺の地下には地獄絵図があった。
今まで極楽浄土の絵が天井に描かれているのしか見たことがなかったから意外。
はしごで降りると壁面に半立体で描かれている。
仏教の五戒を破ったらこうなりますよっていう絵。
ヘタな感じの絵が余計恐い。
五戒はこの五つ。
●生き物を殺してはいけない
●他人のものを盗んではいけない
●不倫してはいけない
●嘘をついてはいけない
●酒を飲んではいけない

こんな感じの入口。

地獄絵図。



ほら穴みたいなのもあり、
誕生日の曜日で決められている数の分だけ
穴の中をぐるぐるまわると良いことがあるという。
私は10周。
中腰でまわるので5周目くらいでキツくなる。
そういえばタイに来てから運動してない。

日常でも、休みの日のおでかけとしても行く、お寺。
タイの人にとってお寺って本当に大事な場所なんだとつぐつぐ思う。
集会所もあったりするから地域の人とコミュニケーションできるし、
困ったり、悩んだ時に迷わず行ける場所があるって強い。
お寺に行ったあとって不思議とすがすがしい気持ちになる。

2013年4月15日月曜日

学校の向かいにあるお寺、ワット・フアランポーンへ行く。
DBの妹、Jaaが棺のタンブンをするというので一緒に連れていってもらう。
死んだ時にお金がなくて、棺を買えない人の為の募金みたいなもの。
何バーツでもタンブンできるけど、
500バーツ(1500円)で1セット買えるという。
タイは国からの社会保障よりも、こうしたタンブンでまわっているのかも。
ちょっと出費やけど、これで一人棺に入れると思い、タンブン。

人も多い。新年やからタンブンも奮発する人が多いんだと思う。
ピンクの紙に名前と金額を書き、のりで棺に貼付ける。
お金と引き換えにお札みたいな紙と長い線香20本をもらう。
儀式を行う中華系のお堂に行き、
線香を3本ずつ線香立てに立てる。
ちゃんとルートがあって、順番に火をつけて立てていく。
最後に入口の左右に1本ずつ立てる。
また中に戻って、お札に火をつけて火鉢にいれておしまい。
棺やし、ちゃんとしなきゃ感があってちょっと緊張。

次に牛に餌をやるタンブン。
学校のとき、この寺の前を通ると動物くさいなと思っていた。
Jaaが市場で大量の空心菜を買ってきていて、それを牛にやる。
牛がグイグイ寄って来て恐い。
手も食べられそうな勢い。
子どもが干し草をやろうとしていたが、牛は見向きもせず。
子どもに空心菜を分けてあげた。

前日に日本では松坂牛とか神戸牛には餌にリンゴをやるんでしょ?
という話をしていて、
ビールとかあげたりもしますねって言ったら、
美味しいものあげてハッピーハッピーってなったところで
殺すから美味しいんだねとDB姉妹が笑って話す。
そう言われると残酷なのか、幸せなのか。

2013年4月14日日曜日

コピー

昨日、DBの叔母さん夫婦が帰ってきていて、
玄関の網戸のカギを閉めてしまっていて(外から開けられない)家の中に入れず。
DBの実家の方で寝る。
翌朝、朝ごはんを食べてシャワーを浴びて実家の方の仏壇の掃除の手伝い。
DBは三姉妹で、DB以外は休みが会社員と同じなのでソンクラーンが始まってから掃除をする。
中華系のタイ一家で、タイ式と中国式それぞれの仏壇がある。
仏像と御守り、写真など数えると100個以上ある。
昨日と同じようにナムホムを使って掃除。

いろいろルールもあって、
●掃除の前にシャワーを浴びて身を清める。
●仏像を拭く布は新しいもので仏像以外は拭いてはいけない。
●女の人は生理だと仏像は掃除できない。
●仏像をまたいだり、足を向けてはいけない。
無礼なことをしないように気を使う。

掃除の後はDBのお姉さん夫婦の家でDVDを見てリラックス。
DVDは完全にコピー商品。
一枚120円くらい。
日本でTSUTAYAで借りて見るのと
タイでコピーのDVDを買って見るのと同じくらいの習慣っぷり。
「ホビット」を見る。
ロードオブザリングの前の話。
シリーズ全部見たけどほとんど覚えてない。
前半タイ字幕で、英語ならちょっとは聞き取れるかと思ったら
ドワーフ族はもごもご話すので聞き取れず。
英語も勉強したいけど二つ同時はごちゃごちゃになりそう。

遅めの晩ごはんを食べに24時間営業のスーパーマーケットへ。
輸入食品も売っていて、たぶん中流階級以上の人が来る感じ。
キレイで大きい。でもそんなに安くない。
タイに住む欧米の人も多いから
欧米人向けの品物やサイズで売られていて、雰囲気がアメリカン。
併設してるファミリーレストランへ。
屋台も休みのところが多いからレストランは混んでいた。
タイ料理と欧米料理がある。
こういうところで欧米料理食べると失敗すると思いつつ
頼んでしまい、やっぱり失敗する。
まずいっていうわけじゃないけどコピーって感じの味。

2013年4月13日土曜日

この時期に見かける

いよいよソンクラーンがはじまる。
学校の先生やDBの話を聞いてると結構クレイジーな祭り。
街中で水鉄砲やバケツを使って水をかけあったり、白い粉を体中に塗りあったり、
氷が飛んでくることも。
毎年死者が出る程。
ひどかったら男の人が女の人を触りまくったりすることもあるそう。

元々は肩にちょっとかけるくらいだったのが現代ではエスカレートして
ただただ水をかけまくる祭りになっているそう。
あまり騒ぐのが好きじゃないDB一家は毎年だいたい家の中でWiiをしたりのんびり過ごすという。
私もあんまりジャバジャバ水をかけられるのは嫌やけど、せっかくなのでちょっと見に行こうとは思う。

一年中暑くても季節感があり、
ソンクラーンの時期になって見かけるようになったものがいくつかある。

水鉄砲の屋台。
お面とセットで売っていたり、
かなり大きいサイズのものもある。
水中ゴーグルの屋台もあった。

花柄のアロハシャツをちらちら見かける。
ガソリンスタンドのお兄さん、屋台のおばちゃん、セクシーな店の呼びこみのお姉さんもみんな着ている。
街に南国感が増す。


ソンクラーン用の仏像。
デパートやちょっと大きいスーパーの入口に置いてあって、水をかけられるようになっている。




2013年4月12日金曜日

大掃除

13日からタイの正月、ソンクラーンがはじまる。
ほとんどの会社は今日から休みで5連休。
この休みを利用してタイの人は田舎に帰ったり、海へ遊びに行ったり、海外旅行したり。

午前中に仏壇の掃除をする。
ソンクラーンの前日に毎年するそうだ。
日本でいったら大晦日みたいなもんなんやろな。
ステイしているDBの叔父さんの家の仏壇を掃除。
DBのものではなく、叔父さん一家が代々受け継いできた仏像たち。
古いものでは100年近く経つものも。
叔父さんたちはアメリカにいるので代わりにDBが毎年やっているみたいだ。

バケツに水とナムホムという良い香りのする液体とオリーブオイルをちょっと混ぜて、布にそれを含ませて磨く。
結構、数があって大変。
金箔を貼り付けている場所は金箔が取れないように綿棒でそうじ。

暑い時期に大掃除って根気がいる。
でも仏像を掃除できることはハッピーなことで、たとえば耳を掃除するときは耳が良くなりますように、などと良いことを思いながらハッピーな気持ちで掃除するらしい。
タイは四季がなくて年中暑いから節目がないし、タイ人は基本的に面倒くさがり屋やし大掃除の概念がないと思っていた。

それにしても仏壇はこんなにきれいにするのに、他のところはなぜしないのか。

2013年4月11日木曜日

タイジョーク

タイ人のノリは関西人のノリと似ていて
ボケたり冗談を言うのが好き。
語学学校の先生も必ず授業の合間に冗談を言う。
一時間まるまるお笑いショーみたいな時もある。
先生が2人で授業するので、コンビネーションが良い時は漫才みたい。
種類で言ったらストレートでコテコテな笑い。

アメリカ、中国、韓国、ドイツと生徒もいろんな国から来てるから笑いのツボもそれぞれ。一度、会話がかみ合ってないのに全員笑ってて、教室の中がわけがわからんカオスな笑いに包まれたこともあった。

たまに冗談なのか本気なのかわからんこともある。
チョコレートは肌が黒くなるから食べない。とか。
イサーン地方の女の人はかわいくない。とか。

今日もすごくお腹が減って
二人でタイラーメンを5杯食べた。
これは本当。

2013年4月10日水曜日

ワールドブックフェア

6日が開国記念日(バンコクが首都になった記念)でその振替休日で
月曜日も休みで街に車も少なめ。
Rachaburiで学校に行けてなかったので月曜日から気合いを入れ直す。
が、体温調節がうまくできていないのか
身体が暑くてだる重いのと眠い。

学校のあと、ブックフェアをやっていると聞いてシリキット王妃国立会議場へ。
この日で最終日。
想像以上に大きいイベント。
古本、外国の本、大学の本、マンガ、料理の本,,,本もいろいろ。本屋もいろいろ。
すべての本屋でディスカウントしている。
食べ物の屋台もあり、
文房具屋もあり、
てづくり市もあり、
マンガ家のサイン会もあり、
とても全部まわりきれない。もっと早く知ってたら良かった。
タイ料理の本を探す。
料理の本くらいだったら後で翻訳できるかもしれない。
良い感じのが見つからず、時間もないので
ASIA BOOKSという外国書籍やアートブックを扱っている店へ。
英語の本もあってなんとなく良い感じの本を扱っているお店。
世界の屋台のごはんの本について書いてる本を買う。
料理の起源とレシピが載っていて楽しい。
日本はたこ焼きが代表になっていた。
タイはさすが、パッタイ、ソムタムなどいっぱい載っている。
店員の女の子何人かが日本語を勉強していて
「私はかわいいですか?」「この子はブタです」など冗談を言いあっていた。


すごくお腹が減って韓国料理屋へ。
日本で見るより現地感が漂っている気がする。
サムギョプサルとビビンパ。
キムチや前菜がおかわり自由。
安いし大満足。

2013年4月7日日曜日

サンドイッチ

Rachaburi 3,4日目。
本当なら3日目の夕方には帰れるつもりが
アクシデントで帰れず。
よくあることやけど、
こっちが思っている以上にやらなければいけない仕事が後から増えるという。
出身大学の先生の依頼でもあるし、どんなことも受け入れてするDBと
自分達がする必要はない仕事はしない、他のメンバーと仲間割れしてしまった。
一部の単語しかわからんけど、空気読める方やし雰囲気でだいたいわかる。
お金のことよりもアーティストやイベントの為に働くDBと
自分の価値や生活のことを考える他のメンバー。
どちらの言い分も理解できる。
DBのやり方は身を削るし効率的じゃないし
何でもやりますと言っていたらセッティングチームの価値を下げるかもしれない。 
実際今回の報酬は少ないし、この業界は支払いが遅れることもしばしばあるそう。
ああこの業界って本当にアンフェア。
でも人間的なDBのやり方を応援したい。

とにかくなんか最悪の二日間で
空気重くてごはん美味しく食べれないし、
サルに完全にカモにされ2度襲われる。
持っていたスーパーの袋を狙われ、
怪我するのが嫌で中身を犠牲にし、コーラを盗られる。
とにかくサンドイッチ状態の最悪の雰囲気から早く抜け出したい、
早く帰りたい思いでいっぱい。もうサンドイッチ食べたい。

バンコクに帰ってDBの家族と食べたタイスキはすごく美味しかった。




あと、ドキュメンタリーの作品は日本語を話しているのかと思ったら
山岳民族の言葉とタイ語の字幕で詳細はわからず。残念。
でも、なんとなく映像の中の彼らから哀愁を感じた。
日本の民謡みたいなのも歌っていた。

2013年4月5日金曜日

残された人

Rachaburi2日目。
プロジェクターのセッティングの手伝い。
洞窟の中は涼しい。
コウモリがいっぱいで彼らのフンでちょっと臭い。
奥の方には仏像があって、天井に穴が空いて日がさして神秘的。
一番奥でなぜか子どもの服も干してある。

すでにいくつかの作品がセッティングされていて、それぞれ洞窟の環境を利用して制作している。音、彫刻、照明、映像と手法もいろいろ。
足場が不安定で普通より筋肉を使うから足が痛い。
夕方には作業が終わり、早めの晩ごはん。
洞窟にずっといると時間の感覚がわからなくなる。
ごはんはスタッフさんが用意してくれていて、アーティスト、スタッフ皆で食べる。
ごはんの後はビール。
イベントの主催がシラパコーン大学なので大学の先生もいて、一緒に飲む。
語学学校の先生とは違った雰囲気で、
もっとカジュアルな感じ。
楽しい先生たちで興味深い話をしてくれた。

英語で話したから間違ってるかもしれないけど
第一次世界大戦の時、日本兵がミャンマーとタイの国境にいて、戦争が終わり、そのままタイの北部の山奥に残っている日本人がいるという。
ミャンマーの山奥には当時使われていた車がまだ残っていて、それをタイの山奥に移動させている。
それは戦争がなかったことにしていることを意味する。
その生き残っている、年老いた日本人を撮影したドキュメンタリーをタイ人のアーティストが制作している。

戦争で少なくとも5千人の日本兵がタイに駐在し、毎日毎日10〜20人の日本兵がミャンマーへ行き、帰らぬ人になったこと、そして戦争が終わってタイに残って住み続けた人がいること、
知ってる?と聞かれ
教科書にそんなことは書いてないし教えてもらった覚えがない。
知らない、というと
「次の世代に伝えず、なかったことかのようにすることが世の中にはいっぱいある」と先生がいう。
そういった話はいくつか聞いたことがある。知らなかったら問題があるかと言われると100%イエスとは言えないけど、そういうことがあったということは知っておいた方がいい気がする。
とにかく明日作品をちゃんと見たい。

あとカノム トーキョーというお菓子があり、クレープみたいな生地にソーセージやパイナップルがトッピングされているらしい。
「なんでトーキョー?」と聞くと
別の日本の友達も同じこと聞いてたよと、先生は大笑いしていた。というか酔っ払っていた。
バンコクに帰ったら探してみよう。



2013年4月4日木曜日

洞窟

アートフェスティバルのセッティングで3日間Rachaburiへ。
手伝いがてら小旅行気分。
Chom Phonという洞窟で展示やパフォーマンスが行われる。
その映像のセッティングがメイン。
洞窟の周りに野生のサルがいっぱいいて
油断すると物を盗まれるし、威嚇してくる。

一日目は洞窟の下見と作業台だけ運んで
近くの川へピクニック。
日本と同じで、ちょっと都市を離れたら
きれいな水と緑がある。
あひるも。

暑い時期にだけ咲くクーイという黄色い花を咲かせる植物がある。
4月頃に咲くからタイの桜みたいなもんだと言われる。
種が結構長くて黒くて硬い皮に覆われている。

川辺に屋台があり、ガイヤーン(焼き鳥)と
ルークチンプラー(さつま揚げ)を買って食べる。
日が沈んでくると屋台のおばちゃんが
川で食器や鍋を洗い始め、レモンと泡が流れてきた。
向こうの方ではおっちゃんが体を洗っていた。

2013年4月2日火曜日

311

二人の友人のブログを読んで、
あ、3月11日過ぎてる。と気付く。
というかもう4月。
震災から2年。
正直、震災があったあの時は
「タイに留学に行くぞ」と決めたばかりで高揚しているし
テレビはないし、新聞も読まないしで震災や原発のことが
別の世界のことくらいに実感がなかった。
津波の映像も後でyou tubeで見たくらい。
地震のことを知ったのも、バイトの休憩中にタイの友人と電話していて、
「M7(確か最初は7っていう報道やった)って言ってるけど大丈夫?」と言われ、
M?マグニチュードのこと?数字が大きすぎるし、
タイと日本では単位が違うんやろうと思っていた。
休憩が終わるとオーナーが「結構大変なことになってるで」と言うので
マグニチュードの単位は同じやったんやと。
外食してる場合じゃないっていう雰囲気でバイト先にお客さんが来ず、
日本全体がどんよりしているなとは感じていた。

「ああもう日本終わりや、タイ行くタイ」
とあの時は日本捨てる、くらいの身勝手な気持ちでいっぱいだった。
家族も友人もいるし、今はそんなつもりはないけど、現にタイに来て自分のことに必死で震災のこと、原発のことについて考えてなかったことに気付く。

「あの日の感覚を忘れないということを努力するのではなく、今の自分の感覚で震災について考える。それが幼い日の原爆教育から学んだこと。」
良いこと言うなあ。友よ。


タイに来て一ヶ月が過ぎた。
ある物はなんでも利用するタイ。
都会のど真ん中にハンモック。

2013年4月1日月曜日

真夏がはじまる

今日から一番暑くなる月。
タイは4月が一番暑い。
旬のフルーツもいっぱい出てくる時期。
ソンクラーンというお祭りがあり、
大型連休があるので、うきうきした雰囲気がただよっている。
ソンクラーンは何するの?という会話もよく耳にする。

学校の後、BACCへ。
今までBTS(電車)を使って、かえって遠回りしていたらしく、夕方で涼しいし、
今日は歩いてみる。
チュラロンコーン大学の中を散歩。
タイの東京大学的存在。
学部がいっぱいあって敷地も広い。
敷地内専用のバスも走ってるっぽい。
タイの大学は3月中旬から5月の上旬まで夏(?)休みなので人は少なめ。
学生がダンスの練習をしたり、近所の人がランニングしたりしていた。
美しい建物、蓮の池、緑も多くて良い環境。
いいなあ大学生。