2013年6月30日日曜日

鍋日和

金曜日。
助けを求め、タローの家に行く。
いい感じの古さも残っていて良い家。
最近もらったというから驚き。 
友人へのビデオメッセージのDVDがなんやかんやで
デッキで再生できず困っていたのと、やっぱり日本語訳をつけた方が良いと思って、
タローに編集してもらってDVDにも焼いてもらった。
もう自分ではわからないから本当に助かった。
ありがとう。
作業が終わったあと、飲みに新今宮あたりに行く。
ホルモン鍋。おいしい!安い!
闇レバーも食べた。
これはタイでは味わえないから身にしみた。

人情むき出しで接客してくれるのが心に響く。
おっちゃんの注文を受けたときの「あ、はい」が独特で忘れられない。
難波屋、かんむり屋とはしごする。
酎ハイを中心に飲んだけど結構酔っぱらって
次の日まで頭が痛かった。
久しぶりに飲んだのもあるけど、たぶん絶対あの焼酎たちはキツめやったと思う。


土曜日は高校の時からの友人に会う。
天王寺には背の高い百貨店が建ち、
パン屋やパンケーキ屋には行列はできるし、近代的な遊歩道もできていた。
でもチンチン電車はまだあることにホッとする。
無印やLOFTで日本で買っておきたいものを買う。
スケジュール帳、ノート、付箋。
友人のお母さん直々に家に遊びにおいでとFacebookで誘われ、遊びに行く。
この友人の親戚になったのかと錯覚するくらい
お世話になるし、居心地がいい。
トマト鍋をごちそうになった。
おいしいパンもいただいた。
なにかの形でお返ししたい。


2013年6月29日土曜日

東京物語

母と小津安二郎の『東京物語』を見に行く。
2012年、世界の映画監督358人が投票で決める、最も優れた映画1位になったと聞いて、
母も私も見といた方がいいかもと思って行く。
小津安二郎の映画はchikinで作品をつくるときに見たけど雰囲気しか覚えてないし
改めて小津安二郎の映画をちゃんと見たいと思った。

見る前に時間がなくてマクドナルドでお昼。
本当は小津の前にマクドっていうより親子丼とか食べたかった。
クウォーターパウンダーBLT。
最近油っぽいものが食べれなくなって間食できず。
小さいのにしとけば良かった。
おまけでもらった本田選手のクリアファイル、、はそっと置いてきた。
好きだけど最強とか書いてて使いづらそうだった。

九条のシネヌーヴォ。
建物、中も外もすてき。

映画、すごく良かった。泣いた。
素朴だけどコミカルな部分もあって戦後の日本もはっきり自分の中でイメージできた。
原節子きれい。
杉村春子も初めてちゃんと見た。意地の悪さっぷりが良かった。
山田洋次監督が現代版にリメイクした東京家族も見たい。
偶然に友人のタローと出会う。
前日にちょっと手伝って欲しいことがあって、メールも送っていた。
ただタローは映画好きやしなんとなく会うかもとも思っていた。
ちょっと話をして帰る。


2013年6月28日金曜日

もうすぐ夏

私が帰ってから涼しい日がたまたま続いている。
過ごしやすい。
おみやげを祖母の家に持っていったり、
ついでにタイへのお土産のベルト(ウチはベルト屋)を物色したり。
内緒で持って帰ったマンゴスチンを見たことない果物と家族は言って、味も好評だった。

出国前より痩せていて、ちゃんと食べているのかと心配される。

パクチーのみんながごはんに誘ってくれて京都の韓国料理屋さんに行く。
日本の店員さんは親切だなあとしみじみ。
なんか一年は会わないつもりだったのが意外と早く会ってなんか変な感じ。
でもやっぱり楽しかった。
ひさびさのキリン生ビールおいしい。
祇園祭りも行こうと誘ってくれて、
日本の夏が来るのかと思う。帰るまでに梅雨あけるかな。

自販機でジュースを買うときに
そういえばタイに自販機ってないなあと思ったのと同時に
そうか、ジュースや水を売っている屋台は自販機と一緒だと思った。
コンビニやスーパーもあるし、なんでこの屋台があるんだろうと思っていた。
道ばたで飲みたいときに買えるように。これって当たり前やけど、
もし今の日本にあったら、みたいな想像をして原発のことをふと思う。
本当に電気がないなら人が売ったらいいと思った。
昔の日本も手売りだったのだろうか。
たぶん人件費の問題で無理だけど、でも街もわいわいしていいのになあ。

家の屋上では母が育てているトマトが赤くなっていた。





2013年6月27日木曜日

帰ってきて

帰ってきてすぐ次の日、祖父の入院している病院へ。
ちょっと回復したらしく、今月末に退院するかもしれない。
焼肉が食べたいとも言い出したのでちょっと困っているくらい。
祖父はもう91歳なのに焼肉大好き。
やたら私の飛行機代を気にしていて逆に申し訳なくなった。

この3ヶ月の間に変わったことと言えば
飼い犬のダックスフンド、ココが太ったこと。
私が出国する前にヘルニアで1ヶ月半、ほとんど動けなかったせいだ。
ほんとうに丸太みたい。

日曜日は和歌山まで父のボートのエンジンオイルを交換するのを手伝う。
友人と共有しているボート。ボートの維持費を勝手に心配する。
ボートを停めているところは家庭用排水が流れてくるところで汚い。
タイの運河を思い出す。
トマトがまるまる1個浮いていた。

あと車があまり来ないところで2年ぶりくらいに車の運転をする。
恐くて40kmくらいしか出せず。すっかり忘れてしまっている。
ペーパードライバー講習に行きたい。

日本語が恋しいのかテレビと新聞をむさぼるように見たり読んだり。
ガリレオを見る。日本のテレビ、おもしろい。
富士山世界遺産と原発と芸能ニュース。日本らしい。
 カンヌ国際映画祭のperfumeのパフォーマンスのyoutubeを見る。
アンドロイドみたい。すごい。

2013年6月25日火曜日

空港で

帰ってきてもう3日。
ちょっとさかのぼって空港での話。

台風もちょうど来ていて心配だったけど私の乗る便は遅延もなく、
無事タイを出国して大阪に帰ってきた。
良かった。もう遅延はこりごり。
ボディチェックのゲートで1つだけ近未来的なゲートがあった。
ワープでもしそうな装置。初めて見た。
試してみたくてわざわざそっちへ行く。
両手をあげて3秒程待つ。
モニターに怪しい箇所が指摘されて、そこだけ再チェックされて終わり。
この装置、世界各国にあるんかな?

再入国許可の手続き。
これをしないとせっかくラオスまで行って取った留学ビザがなくなってしまう。
再入国手続きの時に1000バーツと思っていた申請料が、
書類作成費としてプラス200バーツで1200バーツ。
足りない。
バーツ、ギリギリしか持ってきてなくて1080バーツしかない。
焦ったけど、もしもの時にと海外保険の説明書の間にはさんでおいた
緊急用のお金、200バーツがあったことを思い出してなんとかなった。
おお、仏よ、と本当に思った。
緊急用のお金を用意した方がいいと勧めてくれたDBにも感謝。
というか次からは書類を自分でコピーして書いていった方がいい。
あれだけで200バーツは高いよ。ただで書類もらえると思っていた。
タイに再入国する日付も間違っていて、指摘したら
大丈夫、大丈夫。ってほんまかい。



飛行機の座席についてホッとすると、
ほんまに帰るのかとちょっと実感が湧いて変な気持ちに。
周りもほとんど日本人。関西弁が聞こえてさらにホッとする。
雑誌読んだりゲームしたり映画みたり。
シンプソンズの映画を見る。
初めてちゃんと見るけど、
シンプソンズがこんなに原発のことを風刺してるなんて知らなかった。
直行便早いなあ。なんて快適。
あっという間に大阪。
少し寒いくらい涼しい。
実家の近くは雨のせいか人もいなくて静か。建物の色も落ち着いている。
バンコクと大違いでなんだか物足りなさを感じた。

2013年6月21日金曜日

用事いろいろ

帰国前に用事をいろいろ。

友人への結婚式でビデオメッセージを届けるつもりだったけど、
出席するし、どうしよう?と友人と話あって
とりあえず少し内容を変更してメッセージビデオを撮ることに。
テヴェート市場に撮影にいく。
なかなか苦しいタイ語でなんとか無事撮影終了。
晴れてて良かった。

904と言われる、王様が企画した製品を中心に置かれているお店へ。
904はお店の番地。
今回は別にお土産買わなくても良いと思っていたけど
安くてお土産に良いお菓子が買えるからとDBに連れてきてもらう。
物産展、OTOPでも見た美味しそうでパッケージがかわいいお菓子がいっぱい売っている。サツマイモとタロイモをかけ合わせた芋のチップスをおすすめされて買う。

帰りに家の近くのお寺で月曜日と水曜日だけひらかれている市場へ。
こういう市場好き。
野菜、果物、肉、どれも質が良くて安い。
こんなに良い市場が近くにあるなんて。
タイに戻ってきたら活用したい。



パッキングも絶対に忘れてはいけない持っていくものが今回はないので
変なプレッシャーもなく割とすぐに終わった。 
短時間で用事を済ますことがやればできた。
正直生活も中だるみしていたからこれをきっかけに気持ちを切り替えよう。
明日に向けておやすみ。


2013年6月20日木曜日

スカラ座

祖父の調子が悪くて21日から1ヶ月程、緊急帰国することに。
ちょうどと言ったらあれやけど、
行けないと思っていた友人の結婚式に出席できることになった。

そういえばタイに来てから一度も髪の毛を切ってなくてボサボサ。
タイではまだ大丈夫、とやり過ごしてたけど結婚式に行くし
さすがに整えなくてはと思い、タイで切った方が安いので慌てて切りに行く。
600円くらいのところで切ろうかとも思ったけど、
今回は失敗したくないので、語学学校の友人で元美容師でもある人に教えてもらったお店にいく。
語学学校で事務のお姉さんに「短く軽くして欲しいってなんて言うの?」と聞いたら
十分短いのにまだ切るの?と言われる。
日本人が経営しているお店。
タイ人に切ってもらおうと思ってたら自動的に日本人の人に切ってもらうことに。
タイ語でオーダーするのかとドキドキしていたのでちょっと残念。
日本人スタッフの方が少し高め。それでも日本よりだいぶ安い。
普段日本では美容師さんと話すのって苦手なんやけど
日本語が恋しいせいか結構話した。
タイ人の女の人って髪長い人が多いですねっていう話をしたら
タイでは長い髪の毛が美しいとされているかららしい。
でも最近ではタイで人気の女優さんとかが髪の毛を短くしたりして、
結構ミーハーな性格なので真似して切ったりする人が増えたそう。

雰囲気も良くていいお店だった。
スカラという古い映画館の2階にあって、
こんなところにあるのかっていう場所にあるのもおもしろい。
ここの映画館は40年以上昔からあって、映画館のスタッフも変わっていないらしい。
というか家族でやっているらしい。
建物も味があり、スクリーンのところが舞台みたいになっていて、
そこで「レミゼラブル」をやっていたのが舞台を見ている感じになってすごく良かったという。
映画のセレクションも良いみたいなので今度はここに映画を見に来よう。




2013年6月19日水曜日

お肌

雨対策にサンダルを買う。
この間、完全に靴がずぶぬれになって、
その後冷房の効いた部屋で授業を受けてかなりつらかった。
日本から持ってきたサンダルはBIRKENSTOKで雨に弱いらしく、
潰すのも嫌なので水に強いビーチサンダルを買う。
300円くらいでどうでもいいのを買っても良かったけど
一目惚れして少しいいやつを買ってしまう。
オーストラリアのブランドらしい。
サンダル焼けしてます。
一時期日焼けがひどかったので今は足にも日焼け止め塗るようにしてます。
お肌の曲がり角越えきってるしね。

ピーJarにアロエをもらう。
一枚の葉がすごく大きくてそれが冷蔵庫に入っているのは迫力があった。
一部をカットしてもらう。
アロエ成分入りの化粧水は使ったことがあるけど生はない。
アロエをぬめりが取れるまで良く洗ってパックとして使うと良いらしい。
パックとか面倒くさくてあんまりやったことない。
でもこれは気持ち良さそう。


2013年6月17日月曜日

タイの巣鴨

近所にある年季の入ったデパート「PATA」へ行く。
いい感じに古くさくて良い。
タイ語が難しくなってきてついて行くのが必死。
復習しようと思ってデパートのフードコートならあまり気にせず勉強できる。
お年寄りが多くて、フードコートは巣鴨みたいになっている。
冷房が効いてていつまでも居ていいから憩いの場になっているのだと思う。
5、6人で集まっておしゃべりしたり一人でボーっとしてたり。



たまたまピーJarと出会う。
一階でブラジャーセールしてるから買うべき、と言われ行ったらほんまに安かった。
一番安いので150円。
あんまりデザインは選べないしクオリティもそれなりやけど
とりあえず一つくらい買って損はないと思い、買う。

2013年6月16日日曜日

ワクチン、ハイソ

土曜日。
二回目のワクチン接種。
閉まるギリギリ5分前に行ったら、もう診察は終わりと言われてしまう。
まだ12時じゃない、と言ったらなんとか診てもらえた。
余裕をもって行動、いつまでたってもできない。
二回目は全然恐怖感もなく、スムーズに終わった。
外にとまっていた献血車。
夕方に「スタートレック」のDVDを見る。
スタートレック初めてみた。
スポックというキャラクターがいるのは知っていたけど
イメージが変わった。髪型変やしもっと気持ち悪い感じかと勝手に思っていた。
リメイクのせいかクールでかっこいい。

夜はDBの先輩の展示を見にナショナルギャラリーへ行く。
なんか展示ばっかり行ってる。
ギャラリーの中でライブもしていて、みんな座ってビール飲みながら聞いているし、
しかも夜に国立の美術館で、ってなんか良い。
DBはキュレーターの人とセッティングチームとして、
アーティストとしてもコネクションを作ろうと話をしていた。
私はそういうことをするのが苦手なので、えらいなあと思う。
苦手でもこういう機会があるならトライせねば。
建物は洋風。タイと西洋のミックスした感じが好き。
そのあとDBがNote(仕事仲間)の家でTae達とミーティング。
ハイソな家。大きい。
フルーツ盛りが常備してある家初めて見た。
テレビも5.1chサラウンドシステム。
美味しいごはんもいっぱいごちそうになった。




2013年6月14日金曜日

韓国っぽい中華

学校のあとDBの仕事について行く。
スーツの仕立て屋さんにハンガーとスーツカバーを届ける仕事。
もともとはDBママの仕事で、
小学生の頃からバスに乗って届けるのを手伝っているらしい。
スーツ屋さんには名刺がずらっと飾ってある。
これはこの名刺の人達がここでスーツを作りましたよっていう証。
たぶん良いところの企業の人のを中心に飾ってあって、お墨付きみたいなもんだと思う。
定期的にハンガーも届けるし、いつもお客さんがいるので
ホテルの中にあるスーツ屋さんで結構流行っているんだと思う。
そういえば日本にあるようなチェーン店のスーツ屋さんってみたことないかも。



そのあとスクンビットにある中華料理屋へ。
韓国人の為の中華料理屋といってるけど私には韓国料理屋に見える。
ジャージャー麺と海鮮チャンポン、春雨炒めを食べる。
おいしいなあ。
キムチと大根の漬け物食べ放題。
春雨炒めも韓国のチャプチェっぽい。
量が多くてちょっとお腹いたいくらい食べる。
DBの実家で体重計を見つけ、日本にいる以来の計測。
心配してたけど逆に減ってて良かった。
でも絶対的に運動不足。腹筋はじめよう。




2013年6月13日木曜日

待つ

今日は昼からずっと雨。
学校が終わってドーナツ的な甘いものが食べたくなって
奮発してデパートのパン屋で菓子パンを買う。
思ったよりおいしいけど
思ったより中身がスカスカ。
ぎっしりクリームが詰まって甘過ぎたらどうしようなんていらん心配だった。

それにしても帰りたいのにバスが来ない。
自分が乗らない同じ番号のバスばかり来る。
何番まだかなと自分が乗りたいバスを待ってる気分は
ビンゴゲームで当たりの数字を待ってる感じ。
来たら本当に嬉しいんやけどとにかく来ない。
仕方なくBTS(高架鉄道)とボートで帰る。
これからは雨が降ったらもう別の手段でさっさと帰ることにする。

「CLOUD ATLAS」というハリウッド映画を見る。
この間、泥棒市場で買ったDVD。
ちょっと気分転換に見るつもりが3時間の大作。
いろんな時代、ストーリーが交錯する構成で、
俳優も一人で何役も演じる。
メイクアップの技術と演技で全然わからない人もいるし
明らかにわかるのもそれはそれで面白かった。
ヒューゴ・ウィーヴィングは個性派でよかった。
ぺ・ドゥナはとにかくかわいかった。

2013年6月12日水曜日

雨の生きもの

月曜日はタイ人の友人Pooの誕生日もかねて
日本好きの彼女なので昭和レトロな雰囲気がある居酒屋に行って、
チェンマイ産の梅酒を飲む。
火曜日は今月新しく知り合った語学学校のクラスメートと
美味しいと評判のラープ・ランスアンというイサーン料理(タイ東北地方)に行く。
なので今日はおとなしく早めに帰って自習しようと思ったら、また雨。
席に座れたもののやっぱりいつもより帰るのに時間がかかった。
雨の日は家のガレージにお客さんがおじゃましていることが多い。
蛙、ミミズ、かたつむり。
イモリは毎日いる。
蛙は暑いときは水に浸かりに来たりする。

キッチンのあたりが土地が低いらしく、少し浸水していた。
そういえば近所の車の修理屋さんも浸水していた。

これからもっと降る時期に入ったらどうなるのか。


2013年6月11日火曜日

雨期の時期に入った。
日本よりジメジメはしてなくてちょっと涼しくなったのはいいけど、
雨が降ると車やタクシーを使う人が増えるからか渋滞がさらにひどくなる。
雨が一日中降っていることはまだないけど、最近一日一回は降るし、だいたいひどい雨。前が見えないし、傘持っててもだいたい濡れる。
今日の夕方、語学学校のクラスメートとごはんを食べて、
ちょうど帰る頃に雨がひどくなって、バスもなかなか来ず2時間もかかってしまった。
帰るとDBママにこの時期はだいたい夜に雨降るから夜に約束しない方がいいと言われる。確かに帰るのきつい。タクシー使ったらまだ楽やけど毎回そんなこともできない。

DBファミリーはテレビでものまね番組を見ていた。
タイの有名なミュージシャン、カラバオ(日本で言ったら矢沢永吉?)の歌まね。
近くで本人も見ている状況や、司会が古館伊知郎ぽかったり、審査員がいたりと日本と構成が似ていた。
外でカエルがむっちゃ鳴いている。ほんまにカエルの合唱。

2013年6月10日月曜日

ドリアン

8日
家の掃除。
晩ごはんにさくらという日本料理の店に行く。
中華もまじった日本の大衆食堂みたいなメニュー。
天津飯。男子学生サイズ。
DBとTaeの会議が終わるのを待って、
Tae夫婦とDBと泥棒市場と呼ばれるクロントム市場へ。
ダークマーケットとも言われ、土曜日の20時から1時頃までやっている。
中古の工具、靴、アダルトグッズ、DVDのコピー商品、ガラクタにしか見えないものなど怪しいものがいっぱい売っている。他の市場より雰囲気がダーク。
たぶん盗品も本当に売っている。
私のiphoneもきっとここにあるんだろうとか未だに思ってしまう。
みんなDVDのコピーを買っていた。
Taeは日本のAVを堂々と買っていた。日本語しか書いてない。
何を基準に選んだんやろう。顔?
ピエロの格好をさせられている犬。

9日
友人の結婚式が7月にあり、披露宴に出席できないかわりに
ビデオレターを送ることを約束していた。
来週に本番を撮るのでそのテストと別の友人に頼まれている撮影の為に
タラート・ロッファイ・バンコクノイ(線路の近くにある市場)に行く。
タイっぽい市場の雰囲気とドリアンがいっぱいあるところをロケ地に選ぶ。
本当は違う市場を予定していたけど通りがかりに見つけたので今日はここで。
市場は朝だけなのでもう閉まっていてネズミがちょろちょろしていた。
一部の果物屋さんと野菜屋はあいていた。
ドリアンの匂いがする中、DBとケンカしつつ無事撮影終了。


帰宅してドリアンを食べる。
今回タイに来て、ドリアンの美味しさに開花していて今ではドリアン好き。
美味しいものはそんなに匂いもきつくない。
今が旬のドリアン。他のフルーツに比べて高くて高級品。
ドリアンを凍らせたら果実がねっとりしてるから、
食べると高級なアイスクリームみたいになる。
種類もあって、今日食べたのはモントーン(金色のまくら)と呼ばれるものとアンチャニー(動物の名前)。モントーンがあっさりめでアンチャニーの方が濃厚な味。


 

2013年6月9日日曜日

ギャラリー

6、7日と夜はDBの後輩や知り合いの展示のオープニングに行った。
6日は同じ大学の後輩の展示。
ドローイングをメインに性的なものをモチーフに描かれていた。
雰囲気は重過ぎず、グロ過ぎずで良かった。

おみやげにミニ性器をもらう。
7日はシラパコーン大学の近くのBar兼ギャラリーのお店。
かわいいお店でバシバシ写真を撮る。
入口にすのこが敷いてあって、その下を金魚が泳いでいた。
年中暑い国だからこういうことができるんだろうか。


韓国人のアーティストでオイルペインティング。
店の雰囲気と合っていて良かった。
シンプルでおしゃれ。

どこの展示にいってもフリーフードとドリンクがもらえる。
食べることが主軸にあって、食の豊富さをタイに感じる。
みんな飲みながらおしゃべり。
たぶんアートのこととか話しているんだと思う。
カオサンの近くでもあるこのPhra Arthit通りはおしゃれな店が多い。
外観が洋風で統一されていて他の場所と違った雰囲気なので
なぜかと聞いたら王族の所有物で、建物自体が保持されているからだそう。
昼にもっとこの辺りをちょろちょろしよう。

2013年6月7日金曜日

ラオス五日目

5月26日。

ゲストハウスのスタッフが昨日の祭りで飲み過ぎたのか
チェックアウトをするとき、起きるのがつらそうだった。
カーボンが効き過ぎたのか、ラオス旅行中は逆にずっと便秘。
昨日のはちみつ焼きと便秘で食欲なし。
コーヒーだけ飲んでビエンチャン行きのバンが出発するまで
おみやげを買う。
ビアラオTシャツと防水のカバンと水遊び用短パン。
防水のカバンはDBがバンコクよりだいぶ安いから買うべきとかなりすすめられる。
確かにこのつくりで500円は安いし、これからタイも雨期に入るしいいかも、
と思って購入。カバンの口をしっかり閉めることができるので、
これが後々にスリ防止用のカバンとして持ち歩くことに。

ビアラオを買っていると一日目に乗ったトゥクトゥクのお兄ちゃんがやってきた。
このお兄ちゃん、バスターミナルに来ると必ず会う。
どこ行くの?と言われ、もうタイに帰ると言うとなんだって感じの顔をした。
クラクションを鳴らしまくる運転手のお兄ちゃんとともにヴィエンチャンへ。
スイカジュースを飲んでからタラートサオ(市場)でDBの友人へのおみやげを買う。
刺しゅうの入ったポーチやビアラオ。
動物がいっぱい刺しゅうされていてシュール。ツモリチサト的な感じ。
ラオスのスカートの値段を一応聞いたらやっぱり首都、高かった。

バスに乗って行きと同じくフレンドシップブリッジを渡って帰る。
いろんな場所を見たかったので帰りは乗り継ぎ場所をウドンタニーにした。
バスに乗るとタイのカラオケは流れているし、
乗客はほとんどタイ人でなので一気にタイに帰った気分になる。
陸続きの入出国に慣れない。ビザのサインをもらう。
ああ良かった、これでひと安心。

ウドンタニーに着いてバンコク行きのバスのチケットを予約。
3連休の最終日でチケット売り切れの会社が多くてあせる。
客引きのおじさんに紹介されたバス会社へ。
他の会社よりだいぶ安いので何で安いの?と聞くと
うちの会社はもうお金持ちだからそんなにお金いらないんです。
っていう返事。不安になる。

昼ごはんも食べてなかったのですごくおなかが減ったので早めの夕ごはん。
ウドンタニーはイサーンと呼ばれる地域で美味しい料理が多い。
ソムタム、魚の塩焼き、もち米を食べる。
イサーンの人は鼻が小さい。タイでは顔を見ればだいたいどこの地域の人かすぐわかる。
日本人はここまで顔だけではっきりと区別できない。
イサーンの人は歌と踊りが好きらしく、カラオケのある店やライブステージを併設したお店をよく見かけた。ラオスの人も同じで、祭りの時はみんなで飲んでカラオケしていた。店先で一人カラオケしている人もいた。
もっと田舎なのかと思っていたらバンコクにもあるセントラルというデパートもあるし、ヴィエンチャンより大きい街かも。
散歩してバスへ。心配していた必要もなく、全然快適だった。
タイのVIP中のVIPなバスは一人にひとつテレビがついていたり、
寝台列車みたいに寝ころがって寝れるバスもある。
バスに乗ると中国のオーソドックスな映画がすでに始まっていた。
DBは見てたけど私はすぐ寝てしまった。
ひと眠りして起きると、別の今流行っているドラキュラの映画がやっていて
いよいよこれから始まるっていうとこで消灯の時間の為ぶちっと切られた。

2013年6月6日木曜日

ラオス四日目

5月25日。

朝ごはんを食べているとバンファイを乗せた軽トラックが通ったり、
荷台に乗った、女装をした大勢のファラン(欧米人)が横切ったりした。
いよいよ「バンファイ祭り」。
ロケット花火を空や山に打ち上げて、雨を降らせてくださいと祈る儀式でもある。
これからの農作物を育てる時期に備えるのだ。
祭りをやっている川岸の広場に行く。
ここでも入場料を払って、肩にチケットがわりの包装紙でつくられた花のバッチをつけてもらう。食べ物の屋台、移動式メリーゴーラウンド、ライブステージまである。
たぶんビアラオの会社が協賛しているよう。
ラオスの人はビアラオを飲みながらバンファイが打ち上がるのをみたり、
ライブの音に合わせて踊ったりして楽しんでいる。


奥に大きいバンファイの発射台があって、順番に打ち上げている。
はしごに登って火をつけたらすばやく下に降りて離れる。
大きな音とともに高く高く打ち上がっていく。
たまに不発弾や、爆発したりと結構危ない。
ねずみ花火みたいに回転するものもあった。
ラオスはタイよりは大分涼しいけど日中は日が照って暑い。
コーラを飲みながらバンファイを見る。
高く、遠くまでバンファイが飛ぶのが成功したときにラオスの人が手をあげて喜んでいるのを見て、こっちまで嬉しくなる。
こういう素朴なことにみんなで喜ぶことができるっていい。


昼過ぎにカヤックをしに行く。
ピーkhamというインストラクターのお兄さんと一緒にトラックに乗って
川の上流まで行く。今回は8kmコース。
ピーkhamは麦わら帽子とジーパンをはいた素朴なお兄さん。
私とDBが同じカヤックに乗り、後ろからピーkhamが別のカヤックに乗って補助するという形で行くつもりだったが、私がヘタ過ぎて全然進まない。
結局一つのカヤックに三人で乗り、
前にDB、後ろにピーkhamが乗って二人でこいでもらって、
私は何もせず、真ん中で三角座りをして景色をながめるということに。
山きれいだなあ。洞窟のあるところは壮大。
浮き輪でぷかぷか浮いているファランとすれ違ったり。
8kmって結構長い。
見て学んだので差し支えなさそうなところで交代してちょっとこいだりした。
途中、休憩場所があり、ピーkhamはビアラオを買ってタバコを吸っていた。
マイペースなお兄さん。DBがバンファイのことについて聞いたりしていた。
カヤックの終点近くがお祭りのやっている広場で、
バンファイがこっちに飛んでこないかドキドキしながら横切る。
日が暮れる7時頃まで飛ばし続けるらしい。

びちょびちょになったので今日泊まるゲストハウスを決めてシャワーを浴びる。
ヴァンビエン2日目の夜は1日目と違うゲストハウス、
安めの高床式のロッジに泊まっていた。
そしたら真夜中、大トカゲの「トゥッケートゥッケー」という鳴き声にびっくりして起きて、しばらくしたら豪雨が降り、雨が屋根にあたる音にまたびっくりしてあまり眠れなかった。なので快適だった1日目と同じところで、良い景色はもうたっぷり見たから景色が悪い方の部屋で安めにしてもらった。
少し休憩して散歩。
広場にだいたいの人が集まっているから街は静か。
閉まっているお店も多い。おなかがへってローティ(クレープ)を食べる。
観光客向けにとにかくサンドウィッチとローティの屋台が多い。
チョコレートクリームとココナッツパウダーをかけてもらう。
むっちゃ旨い。今までで一番おいしいローティだったかも。
夕暮れとバンファイの飛んだあとの煙もまたきれいだった。
晩ごはん。
一番混んでいるお店に行ったらあまり美味しくなくて残念。
ハニーポークバーベキューを頼んだら
本当にはちみつ焼きで甘かった。
場所が良いのかなぜか毎日流行っている。

2013年6月5日水曜日

モモンガ

昨日語学学校のタームが一つ終わった。
授業がわかりやすくて、明るくて楽しい先生だった。
できたら次のタームも教えて欲しいけど変わるみたい。
語学学校のクラスメートと
日本対オーストラリア戦のサッカーワールドカップ最終予選を観る。
タニヤのバー。日本人ばっかり。
カウンターにはタイ人の女の子がいて、軽くガールズバーみたいになっている。 
ふむふむ、こういうところに駐在しているサラリーマンは来るのかと社会勉強。
サッカーも面白かったけど、久しぶりに日本の芸能人やCMを見たり、
タイ人の女の子と日本人オーナーのやりとりを見るのも面白かった。
試合、ドラマチックな展開でした。出場決定良かった!

帰ってDBが飼っている「シュガックライダー」のカオタンと遊ぶ。
モモンガの一種。
私が来た頃よりも完全に太っている。
マンゴーとするめが好きなせいだと思う。

今日から新しいターム。
クラスメートもちょっと変わる。

2013年6月4日火曜日

ラオス三日目

5月24日。
早朝に起きてベランダから景色をボーっとながめる。
緑。山。霧。
「ドッグハンノックユーン」というクジャクが羽を広げたときの形をした赤い花と山の緑がきれい。ラオスは赤と緑の国。赤い土と木々の緑の組み合わせもきれいだった。
どこかのゲストハウスのスタッフが網で釣りをしていたけど
どう考えても釣れなさそう、実際あまり釣れてなかった様子を見たり。
頭だけ守るカサ(帽子型のカサ)を
タイ料理屋さんの研修旅行で面白半分に買ったけど、
ここでは実際に日常生活で使っていた。
山の霧がだんだん晴れていくのも美しかった。

朝ごはん。
ラオスの物価はタイより1.5倍の価格。たぶん旅行者向け。
でも量が多くておいしい。ラオスの味付けの方があっさりめで好きかも。
というかラオスに来ておいしいものしか出会ってない。
タイではたまにハズレもある。
ラオスのコーヒーはベトナムと一緒で、
カップの底に沈んでいる練乳を好みの甘さまで溶かして飲む。
スパニッシュオムレツを頼んだらチーズたっぷり、
フランスパン、バナナもついてきてかなりおなかいっぱい。
アメリカのブラックジョークの多いアニメが流れていた。
近くの欧米人が上手にパンに具をはさんで食べていたのでまねする。

マウンテンバイクを借りてサイクリング。
約3ヶ月ぶりの自転車。今さらマウンテンバイクの良さに気付く。
なんて走りやすいんだ。
偶然、洞窟へ行く為の橋に着いたのでそのまま洞窟へ。
橋を渡るのにも洞窟のあるエリアに行くのにも入場料を払わないといけない。
ラオスは裕福な国ではないし、 観光業は大事な収入源なんだと思う。
川の水が透き通っている。
地元の子どもたちがすっぽんぽんになって飛び込みをしたりして遊んでいた。
遭難者も出たという洞窟へ。奥の方へは進めなくなっていて生々しかった。
ラオスの洞窟にも仏像が飾られていた。

手織りの布屋さんへ。
ベースの生地と裾の模様のある生地を選んでオーダーメイドでスカートをつくってもらった。ラオスの女の人はだいたい民族衣装っぽいスカートをはいている。
私の選んだのはあまりラオスっぽくないけど。
変な動物の顔みたいな刺繍が気に入った。
夜に受け取りにくる約束をする。

お寺へ行くと、
明日「バンファイ」というロケット花火を打ち上げるお祭りがあって、
バンファイのコンテストをしていた。
どのチームのバンファイのデコレーションが一番良いか競っていたんだと思う。
19時からお寺で「仏誕祭」があるというのでそれまで時間をつぶす。
お坊さん、目が切れ長で美男。

気球が飛んでいて、それを追いかけたり、
市場へいったり、
ミックスジュースを頼むがマンゴーとバナナだけだったり。
(普通はもっといろんな種類が入っている)
のどか。良い国だなあ。
19時にお寺に戻って30分くらいお経と説法を聞いてから儀式をする。
「仏誕祭」は釈迦が誕生した日でもあり、悟った日でもあり、入滅した日でもある
奇跡的な日。今は国民が善行を積む日となっている。
ろうそくと線香を持って本堂を左回りで3周する。
帰りにラオスのお坊さんが「タイの人にも良いことがありますように」
と話していて、DBが深く頭を下げていた。

夜、レモンとミントのシェイクを頼んだら、
ミントの割合が想像以上に多くてというかミントが勝ってて
青汁みたいな色だった。

2013年6月2日日曜日

物産展

ラオス日記ちょっとひとやすみ。
「OTOP」というタイの物産展に行く。
インパクトホールというすごく大きいイベントホール。
タイ全国からいろんなものが出店されている。
農村部と都心部の収入の差を解決する為、
日本の大分県の「一村一品運動」をモデルに始まったプロジェクト。
食べ物、衣服、石けん、雑貨など本当にいろんなものが売られている。
タイは買い物天国。油断するとすぐ財布のヒモがゆるむ。
食べ物はだいたい味見できて、それだけでおなかがふくれた。

 
見たことないフルーツ。

DBママとピーJarがテキパキと買い物していく。
ピーJarは自分のお店を持っていて、アクセサリーとショールを売っている。
なので、この物産展で安くて品質の良いショールを見つけては大量に買い、
これからも取引したいお店とは商談もしていた。

もう広過ぎて数がありすぎて、ただでさえ優柔不断なので
何を買っていいのかわからず目がまわりそうだった。
帰る頃にはみんなくたくた。

結局買ったのは
もち米を入れるケースとキモかわいいマグネット。
ドライロティとバナナチップス。
iphoneなくしたせいもあって逆に財布のヒモ固過ぎたかも。
たぶん半年後にまたあるのでリベンジする。