プレ誕生日

本当は9月1日がDBの誕生日だけど
明日はたぶん仕事で家から出られないというので
今日一緒に出かけることに。
今度行くハイソな友人の結婚式の服を買いたいというので
セントラルワールド（デパート）に行く。

中途半端な時間にお腹が減ってレストラン街をウロウロしながら
夜、韓国料理を食べるために軽くすますか寿司食べるかで迷って結局寿司に。
「そば亭」という日本食屋で寿司を食べる。
DBは寿司90分食べ放題、わたしは単品で寿司と茶碗蒸しを注文。
これ日本だったら二人共食べ放題にしないといけなくなると思う。
普通にDBの少しずつ味見程度にもらってたし。
いなり寿司はとびことマヨネーズで豪華に飾りつけられ、
茶碗蒸しの具はとびこ、カニかま、エビと全部赤かった。
普通のごまだけのいなり寿司がいいんだよう。

腹ごしらえ終わったらDBのシャツを見に行く。
日本ほどきっちりしなくても良いけどキレイめの格好はした方がいいらしい。
「DA＋PP」→「TOP SHOP」→「ユニクロ」とDBの好きな服屋にいくけど
結局「DA＋PP」で決定。シンプルだけど遊び心のあるデザイン。
たまたまその日オープンした「H&M」にも寄って
のども乾いたので「chabo」という抹茶専門カフェで休憩。
ちょっと甘過ぎやった。
店員の子が携帯で彼氏に電話してて、浮気を疑って怒り始め、
変な空気だったので早々に店を出る。

寿司、ユニクロ、抹茶となんだか日本ツアーな一日。

ちょっと洪水

セントラルポストオフィスで
DBが今度仕事があるので会場を計測しに。
３年前の旅行で一度来たことがあったけど今は改装してすごくきれいになっていた。
タイポストファンとしてはここに来れて嬉しい。

最初は１階でイベントだったのだけど

大学側が急にやっぱり３階がいいってなって
できあがっていた図面やデザインが一からやり直しとのこと。
ただイベントが10月の中旬にあるのに建物がまだできてない。
計測したい場所もまだドアがついてなくて憶測で計測。
「まだ工事終わってないの？」と聞くと
これがタイ、との答え。間に合うんかな。

計測が終わってTaeの家へ。
Taeの奥さん、Miuの手料理。イサーン出身だから辛い。けど美味しい。
少ししたら大雨に。
一時間くらいの集中豪雨でTaeの家のあたりは５cmくらいの洪水になった。
「ラッキー。タイの勉強だ」と言われる。
そんなに深刻ではなかったから
タイの人達もじゃぶじゃぶ水につかって少し楽しそうだった。

帰宅して「OBLIVION」と「おおかみこどもの雨と雪」のDVDを見る。

韓流

スピーキングレベル3の授業が終わった。
来月からいよいよ読み書きの勉強。
スピーキングも基礎を習っただけだからまだまだ勉強の日々。 　

美味しいパッタイ屋さんがあるオンヌットへ一度行ってみたかったので
クラスメイトと飲みに行く、
その前にタイ人の旦那さんがいる友人にアパートを見せてもらう。
もし自分がアパートに住むことになった時のことを考えて参考に見てみたかった。
でもみんなどんな家に住んでるのか単純な興味も。
オンヌットより東に行くとBTS沿いでも家賃が安めらしい。
近くのビンをリサイクルしてる会社が暇つぶしに闘鶏をして賭けていた。

 お茶して夕方に別のクラスメイトのおじさまのコンドミニアムも見学しにいく。
日本人や外国人が多く住む高級コンドミニアムで、３０階建て。
家具と電化製品完備。現代的なデザインでかなりきれい。
そのおじさまらしい白黒のレオパード柄のベッドカバーとガラス張りのバスルーム。
韓流の女優が好きだという話から在日の話へ。
授業中に在日だという話をしてから気をつかっていたという。
在日の友人もいるし、自分は何とも思わないけど
ネット上での反日、反韓感情を見たり
公務員時代に在日の人が就職してきたときに
反日感情がないか面接を何回もしたりしているのを見てきて
気をつかわなきゃいけない感があったという。
私はラッキーで今までそんな差別的な環境に居なくて
むしろ周りはそんなのはナンセンスだぜみたいな人が多かったから
気をつかわれたっていう方がなんかショック。

韓国の女優がいかにカワイイか説明を受けてオンヌットの屋台へ。
パッタイ屋さんは残念ながら開いてなかった。
繁盛してる割に結構休みがちらしい。
カツ丼も日本の味に似ていて美味しいとオススメされて
カツとじをあてにリオの生ビールを飲む。
クラスメイトのおじさまはバリバリのバブル世代で
生き様もやんちゃで濃い話をいっぱい聞いた。
日本にいたらあまり知り合いになれない仁義な話を聞けて勉強になりやした。

タイの青山

ランスアン通りを歩いてもう一つの学校へ。
タイの青山通りと呼ばれる通り。
高級なコンドミニアムやきれいな建物のスターバックスが並ぶ。
青山通りそんなに知らないけど、そこまで青山でもないと思う。
金ピカのQ。

またお寺市場に行ったら風船屋さんもいた。
子どもが来ても楽しい市場。

コックさんと

パクチーで一緒に働いていたタイ人のコックさん、セーンと再会。
急に夕方に電話がかかってきて
20時に着くからごはん食べようと約束。
ちょっと怪しいなとは思ってたけど着いたのは結局22時過ぎ。
タイ人と待ち合わせする時は多く見積もることを決意。
プラトゥーナームの「ピンクカオマンガイ」へ。
昼も偶然ここで食べたので２回目のピンク。
本当にお客さんが多い。
回転も早いのに、お昼のピークは外で必ず待ってるお客さんがいたし。
美味しいけど、美味しいカオマンガイ屋さんは他にもある。
ピンクのシャツ着るとことかオーナーのプロデュース力を感じる。

セーンは同じ年だし、

セーンが初めて日本に来たときから知ってるから
なんというか同僚というより、本当に友達って感じ。
バンコクで会うのもすごく不思議な感じがした。
日本語もだいぶ分かるし、私のたどたどしいタイ語も汲み取ってくれるから
不自由なく会話できたのが嬉しかった。
３年前だったら考えられないことだ。
「ヨッシーとごはん食べるの久しぶり」って言われて
パクチーで働いてた時のこと、京都にいた時のことを思い出す。

タイ人なのにバンコクに住んでいなかったし日本にいたせいか
セーンは私よりバンコクに慣れてなかった。
タイ危ない、タイの接客ひどいね、って。
そんなこともう普通になったなと思ったら
一ヶ月日本に帰ったけど
今日でタイに来て半年たった。

卸売り市場

働くかどうかわからんけど参考になるかもと
シリキットコンベンションセンターで開催しているジョブフェアへ行く。
芸術家デザインのモニュメント。

帰りに卸売り市場クロントゥーイ市場へ。
曇りの天気がディープさを増す。

お菓子缶売り。

ビニールハット

21日
イミグレーションへ行ってビザの延長。
毎回90日ごとに行かないといけないのが面倒。

23日
DBと待ち合わせがてらシラパコーン大学の周りをウロウロ。
Na Phrathat通り、Phra Chan通り、Maharat通りと大学を一周するように歩く。
このあたりはお守り屋さんが多くて、お守り市場も。おじさんが多かった。
タマサート大学の近くも。

郵便局でポストのフィギュアを買う。
なんかすっかりタイポストファンに。
街でよく見かける形が欲しかったけど売り切れだったので
一番新しい世代のポストを購入。

この形。

雨が降ってきてビニール袋をかぶる人がちらほら。
路地でビビットな色の家に出会う。

ポスト、Taeの家で作ったのが貯金箱だったから、
勝手に思い込みで貯金箱だと思っていたらただの置物だった。

果物屋

最近学校近くのクァイティアオ屋さんが気に入って通っている。
家族三人でやっていて、オフィス街ということもあって
12時からの怒濤の一時間は大変そう。

夜、中国の行事で、
明日が日本のお盆と同じような先祖を迎える日だそうで、
大量の果物が家にあり、果物を洗うのを手伝った。
どんな儀式をするのか聞いたらお供えするだけだそう。
リンゴ、ラムヤイ、ぶどう、ナシ、オレンジ、ランブータンと
果物屋さんが開けそうなくらい本当に大量な果物。
お供えが終わった後、全部食べきれるんだろうか。

お寺市場

月・水にある近所のお寺、
ワット・バンイーカンである市場へ。

まだ無難に白菜やきのこといった見慣れた食材しか買えない。
市場の人と話すのも緊張してすごく汗をかく。

ウィークエンドマーケット

友人とウィークエンドマーケットに行く。
今回タイに来てからは初めて。
なんとなく遠くて暑くて人がいっぱい、でなかなか気がすすまなかったけど
広くて店の数も多いから全部見きれなかったし
またちょこちょこ行きたいなと思う。
欲しかった白のTシャツを購入。
友人は日本に少し帰るので家族に頼まれたアロマオイルを買っていた。
レモングラスは蚊よけにもなるしオススメとのこと。
そうか、そんな使い方もあるのか。

ミニチュアを買う。
とうがらしとマンゴスチンとドリアン。

アンティーク家具の売り場で屋台も売っていた。
なんてお洒落。

帰りにオートーコー市場にも寄る。
選りすぐりのものが売っている市場で普通より少し高めだけど
クオリティの高いものが売っている市場。
ドリアンとプリンを買って帰る。

 一日中歩き回って足が棒。

ジミー

眼鏡が出来上がって、DBの親友Gineに届けてもらった。
今までかけていた眼鏡が軽かったので重く感じる。
けど久しぶりに買い替えたのでうれしい。

また「Skyhigh」に行って晩ごはん食べる。
ごはんの後、Gineの彼女が服屋をオープンするらしく、
お店のロゴのデザインをDBがデザインしていた。
待ってる間GineとYoutubeを見る。
日本のお笑いを検索して見るのが好きみたいで
ドッキリや「ガキ使」の笑ってはいけないを一緒に見る。
ジミー大西が英語を読むコーナーで爆笑。ジミーちゃんの面白さは世界共通。

看板娘

日本人の観光客をよく見かけ、
あ、そうか日本は今お盆かと思う。
当たり前だけどタイにいると全然お盆感がない。
今日はタイ人によく話しかけられる日だった。
朝、焼きバナナの屋台で。
お昼ごはんに行った食堂で。

食堂ではお店のおじさんに
「日本人？僕も日本人」と冗談を言われ、
食べ終わったころに、
娘が日本語話すんだよ、勉強の交換する？と言われ娘さんを紹介される。
かわいい人。
東京で留学していたという。
語学が好きで英語も韓国語もできるらしい。
こうして地元の人と話せるのは嬉しい。
iphoneに日本語のメモを書いていて見せてもらうと
「かわゆす」
「やばい」
「踊る阿呆に見る阿呆」
変わった日本語をメモしてあった。
Facebookの連絡先を交換。
少し大きめのプードルがうろうろしているお店。
また来よう。

アリ襲来

クラスメイトとお昼に中華料理屋へ行った後、
雨が降りそうだったので渋滞になる前に帰る。
DBの車がアリの襲撃にあっていた。
いつもとは違う場所で、大きな庭園のある家の近くに置いたからだ。
ほうきで払っても払っても隙間から出てくる。
DDTというきつめというか先進国では使用禁止になっている殺虫剤を使うが
それでも出てくる。
夜で暗くてあまり見えないのが幸い。
よく見えたらもっとゾっとしていたと思う。
アリが卵を車に産みつけようとしていた。
翌日DBは少し高めの洗車をしにいった。
お店の人が言うには
まだいるから一ヶ月は日のよくあたる所に置いておけばいなくなるらしい。

アリまみれの車の下にいるスーア。

ミャンマーより

美味しいパンが無性に食べたくてau bou panへ。
店員の子が作り方わからなくて思いっきりマニュアル見ながら作っていた。
不安だったけど味はちゃんと美味しかったので良かった。

DBがNOKIAのスマートフォンを買ってくれた。
iphoneをなくしてから、いらないとずっと言ってきたけど
しまいにケンカになるのでもう諦めて買ってもらった方がいいのではないかと
思っていたところ強行突破で買って来た。

夜、ASEAN関係の展示を見にシラパコーン大学へ。

DBがミャンマーで展示をした時に知り合ったミャンマー人のアーティストや
キュレーターの人も来ていて一緒に「skyhigh」で夕食。
彼らの泊まっているホテルまで
DBが預かってもらっていた作品を受け取りにいく。
ロイヤルホテルという老舗のホテル。
作品集をもらった。画家だけど最近はパフォーマンスもしていて、
写真を見ると暗黒舞踏のようなパワーを感じる雰囲気。
ヤンゴンにくることがあったらぜひウチのレジデンスに泊まってと言ってくれた。

ゴミとコンドミニアム

センセーブ運河沿いで。

母の日

8月12日はシリキット王妃の誕生日であり、母の日でもある。
タイではカーネーションじゃなくてジャスミンの花を贈る。
ワット・カラヤナミットでものすごく大きい仏像を見て

グウアンケンで観音様も参拝。

私もいつもお世話になっているから何かしたかったけど
一緒にお寺に出かけてタンブンできたのはタイ人らしい母の日を過ごせて良かった。
19時過ぎから王宮前広場から打ち上げられる花火を
ムーバーン（家のある住宅地）から見る。

夜中のゲーム

普段はあまり行かないDBパパと家族で外食。
韓国スタイルのフライドチキン屋さんへ。
アメリカ、中国などにも出店しているチェーン店。
日本にはないんだねえとDBパパは笑っていた。

DBのお姉さん、Nattyの家で夜中までwiiで遊ぶ。
任天堂すごいなあ。面白かった。
こんな夜通しゲームするって久しぶり。夏休みっぽい。年中夏やけど。
相当な数のゲームソフトが入ってるUSBを持っていたけど、
これってコピー？日本もあるんかな。

偏屈

BACCのタイ音楽のセミナーへ。
ASEAN各国の文化交流のイベントの一つで
東南アジアのいろんな言語を使った歌詞でタイの楽器を使って音楽を演奏。
たぶん駄洒落みたいに歌詞を構成していてみんな笑っていた。
今度は日本語に挑戦したいとも言っていた。

帰りに彫刻家Takに出会う。
先週であったインソンさんとも友人で、
近くにギャラリーがあるから来ない？と誘われていく。
ラチャテウィー駅の近く。路地を入ると下町が広がっていた。
このあたりは安くて美味しい店が多いらしい。
もう21時なのにまだにぎわっていて、ごはんとおかずを買ってTakの家で食べる。

自家製のにんにく漬けもいただく。

アトリエは物がいっぱいで映画にでてきそうな雰囲気。
こんなに使わないだろうというくらい道具がいっぱいある。
古道具屋や泥棒市場に行って買い集めるのが趣味みたい。
ごはんが終わってからTakの作品やコレクションを見たりした。
主に木や石の彫刻の作品で、
ここまでつるつるに美しい曲線にするのは大変なんだと説明されて
初めて彫刻の作品の見方を知った気がする。
孫の手やナイフの柄など生活用品も趣味でつくっていて、
これは売らないんだ。コレクターがウチに来て
作品じゃなくてこっちが欲しいとか言うんだけどこれは売らない。と話していた。
確かに抽象的な形のものより見慣れた生活用品の道具の形だと
見慣れている分より美しく見えておもしろい気がする。

最初は話を聞いていて楽しかったけど、
２階３階にあるコレクションの自慢もはじまり、
自分のことばかり話すので疲れてしまった。
とにかく喋り続けてなかなか帰るチャンスを伺えず夜中０時半になってしまった。
帰りの車の中でDBが
「話し相手が欲しくていつもこんな感じ。いつもお前は未熟者みたいに言われる。
すごい芸術家だとは思うけど恋人もいないし、
時には家族のことも考えなくちゃいけない。あれは寂し過ぎる」と話した。

アニマル帽子

２年前にタイに行った時のおみやげで
子どもを産んだばかりの友人に
子ども用の帽子を買ったら、最近メールが来て、
息子が気に入って毎日のようにかぶるし、周りの評判もいいから
いくつか買って来て欲しいとのこと。
喜んでもらえてうれしいけど少しふざけた帽子だったので
そんなにウケがいいとは思ってもみなかった。
買ったのは白いゾウの帽子。
プラトゥーナムのオールドマーケットで買ったのを
うろ覚えだけど覚えていて、行ったら同じ店があった。

帽子の卸をしている店で、
「白い象の帽子ください」と言って店員さんと一緒になって
必死に探すものの違うデザインのゾウはいたけど
あの白いゾウはいなかった。
とりあえず白いゾウと同じテンションの帽子を買う。

夜に会ったDBの新しい仕事仲間がまたクレバーでした。

働く女

DBの高校時代の同窓会におじゃまする。
タイでは誰かの友達っていうだけで歓迎されて一緒に食事する。
同窓会や誰かを偲ぶ会でさえも。
サイアムパラゴンにあるシーフードレストラン。
さすが30代の働く女たちはお洒落なところで食事をする。
良い素材を使って、丁寧な味のレストラン。

アメリカのタイ大使館、インテリアデザイナー、大学の教授、と
みんなビジネスウーマン。
帰りにみんな何の話してたの？とDBに聞いたら
みんな出世したけど男はできないっていう話。
どこも働ける女は恋人を捕まえるのは難しいのか。

青い色の店

両替に行った帰りに
画期的な日傘を使っている人を発見。
この傘、バイト先の研修旅行で面白半分に買ってから
存在は知っていたけどどうやって使うのかわからなかった。
そうか、こういうシチュエーションで使うのか。

炒めたとうがらしを日光浴させていた。
車がバンバン通るので排気ガスも浴びてそう。
写真を撮っていたら通りすがりのおじさんが
きれいだよね、もっと近くで撮りなよと言ってくれた。

夜はDBの打ち合わせをかねたごはん会についていく。トンロー。
帰宅ラッシュプラスこのエリアの渋滞はマジできつい。
渋滞を抜けたあとTaeとDBは「ヒュー！」と思わず叫んでいた。
FiftyFifthというビルの「SEE FAH」というレストランへ。
水のペットボトルがおしゃれだったので持って帰る。

トイレのマーク内股。

めがね

めがねを買う。
思い返せばもう５年も同じめがねを使っていて
レンズのコーティングもはげてきてかっちょ悪い状態。
DBの家族にもおばちゃんぽいと不評なこのめがねの限界が来た。
タイに行く前に日本で買おうと思っていたら

●タイに来るんだからタイで買えばいいやん。
○でも視力合わせるのとか不安。
●この意気地なしめ。

というDBとの流れでタイで買うことに。
チェーン店から小さい眼鏡屋さんもお店はたくさんある。
小さいお店はほんまに小さい。
一畳くらいのスペースで最後まで作れるのかと思ったりする。
しかし何度も眼鏡屋さんに行って見るものの
なんかイマイチ似合うのが見つからず。
ヴィンテージっぽい大きめの眼鏡が欲しくて日本で金子眼鏡店で見てたような
いい感じのがない。
なんかコテコテな感じになってしまう。
DBの親友のGineの知り合いのおじさんの店に行くものの
あと一歩な感じで見つからず。
めがねの調節や水までもらって親切にしてもらったのに申し訳なくなる。

最後の頼みの綱、
髪を切りに行ったときに見つけたアンティーク屋さんへ。
行ったら欲しい眼鏡が続出。
ヴィンテージ風じゃなくてヴィンテージが欲しかったのか。
アメリカの赤茶色っぽいのを買う。
少し値がはるけど、眼鏡やし日本と比べればまだ安い方なので思いきって買う。
DBの交渉術で700バーツまけてもらった。
お店の女の子が電話で英語でオーナーと相談していたから
オーナーはきっと外国人なんだろう。

さっきのおじさんの店に戻ってレンズをつくってもらう。
出来上がるのは一週間後。
楽しみ。

フットプリント

先週末は胃の調子が悪いものの
なにかと濃いできごとがあって相変わらずドタバタ。
ちょっとずつさかのぼりつつ書こうと思う。

日曜日。
アユタヤーへ。
まずピーJarとDBママが良く行くお寺に。
小さいお寺だけど日曜ということもあってたくさんの人。
一番偉いお坊さんが巻きたばこを吸っていて、
筋肉質の体で少し強面。
目力と口も大きくて印象的。
お坊さんがみんなが持ってきたごはんを食べ終わるまで待って説法を聞く。
説法を聞いていると目が合って、鋭い眼光でこっちへ来なさいと言われる。
正直恐かったけど反抗することもできないので近くへ。
赤い土が混じったような塗料を手に塗られて、さらに顔に塗りなさいと言われる。
顔に塗りたくって、それからお守りの石をもらう。
あっという間のできごとでわけがわからなかったけどありがたい気持ちになる。
ピーJarに意味はないけど、とりあえずラッキーだから。と言われる。

顔を洗ってお昼を食べてNAKORNLUANGというお寺へ。
アユタヤー時代の王様がカンボジアのアンコールワットを模して建てたお寺だそう。
古くて、手入れもあまりされてなくて観光客も少ない。
でもすごく魅力的な場所。

ブッダの足型。
全部で４つある。今まで４人のブッダが来て、
５人目のブッダが来るのを待っている意味があるんだとか。

渋滞に巻き込まれながら帰り、
疲れたピーJarがフットマッサージに行くというので一緒に。
PATAという古いデパートにできた新しいマッサージ屋さん。
クリス松村似のゲイのお兄ちゃんにやってもらう。
手がごついので少し痛めのゴリゴリマッサージ。
オーナーの旦那さんが昔日本に留学していたらしく、
日本語で話しかけてくれた。

ラマ４世通り沿いのファランポーン駅近くにある
中華系のお店で夜ごはん。
DBの家族はごはんのためなら遠出を惜しまないし
おいしい店を見つけるのが上手。
ここのお店もかなり美味しかった。

赤い塗料で手がカサカサ。

インソンさん

BACC（現代美術館）でDBの仕事が終わって、
駐車料金の為のスタンプを押しに行った帰り、
エレベーターで一人のおじいさんと出会う。
DBと話していて、「君もごはん行かない？」と誘われついて行く。
MBK（デパート）にあるファミレスへ。
知り合いの大学の先生なのかとなと考えていたら
DB、Taeも恐縮しているし、おじいさんとは今日初めて会った雰囲気。
なんとなくアーティストというのはわかって、
youtubeにギャラリーと作品の紹介の映像があるよと見せてくれた。
きれいで大きいギャラリー。
閉店ギリギリ入店だったので豚ステーキをかきこむ。
おじいさんが晩ごはんは奢ってくれた。
ごはんの後、泊まっているところまで送ることに。
この後おじいさんの自由奔放さに振りまわされることになる。

ライブをしているバンドに向かってウォーと叫ぶ。
食べ終わったら「あーお腹いっぱい」と大きい声で言ってウェイトレスを笑かす。
アイス食べに行こうよと言ってケンタッキーでソフトクリームを買う。
すれ違う人、エレベーターで会った人に話しかける。
靴屋をのぞく。
露店でくつ下を買う。
高級ホテルに着く。
今日はここに泊まっているのかと思ったら、
庭にあるバーや建造物を見てきれいだねと言って去る。
そして隣のコンドミニアムへ。
やっと着いた。とにかく自由で、寄り道しまくった。
いつもこんな調子で帰ってるのだろうか。

コンドミニアムには自分が書いた絵や版画、西洋人の奥さんの写真が飾られていた。
王女様から賞をもらった写真が飾られているし、
スケッチの絵に５万バーツの値札がついていた。
なんか凄い人なのかもと思い始める。
コンドミニアムも500万バーツで安いでしょ？って言うし、
ビザなしでどこでも行けるVIPなパスポートも持っているし、
今までの行動は思い返せば大物っぽい。

シンガポールの展示から今日バンコクに着いたとこらしく、
シンガポールで買ったお土産を見せてもらった。
（バイアグラ的要素のある乾物。とかげのしっぽみたいなのも入っていて怪しい。
お茶にして飲むらしい。）


おばけをや獣を追い払うお経を教えてくれたり
歌を歌ったりとパワフルで楽しいおじいさん。
日本の歌を歌ってと言われて
美空ひばりの「川の流れのように」を少しだけ歌う。
いつもとは変わった楽しい時間を過ごせた。

作品をもらった。
軽くはい、って渡されたからびっくりした。
今シンガポールで展示してきた作品をもらっていいのか。
三枚１セットの版画で三人それぞれにもらう。
DBは魚のしっぽみたいな絵で青色、
Taeは心臓か何かの果実みたいな絵で赤色、
私は太陽と月が合わさったみたいな絵で黒色。
それぞれのイメージにあった絵を渡してくれたのだと思う。

後で聞いたらタイだけではなく、国際的なアーティストで
今日会えたことはvery very very very very LuckyだとDBに言われた。
日本にも作品があるらしい。
どのくらい凄い人なのかは置いといても
楽しいアーティストに会えたことはラッキーだ。